松尾芭蕉句碑|三嶋大社
「どむみりと 棟や雨の 花曇」の句と、読み人である「芭蕉」、それから「小出次雄」という名前が刻まれています。
句の読みは「どんみりと あふち(おおち)やあめの はなぐもり」です。
おおちは栴檀(せんだん)のことで、かつて三島にはこの木が多くあったようです。
1694(元禄7)年5月14日に松尾芭蕉は三嶋大社に参拝し、神池のところに群生していた栴檀を見て、江戸に残してきた病床の妻・すての身を案じて詠んだ歌、と言われています。
小出次雄さんは芭蕉の研究をされている方だそうです。
1978(昭和53)年6月5日、三島大社関係者によって建立されました。
最終更新:2020年12月24日
松尾芭蕉については→こちらへ