与謝野鉄幹・晶子歌碑|一碧湖
一碧湖の湖畔に建立されています。
右側の縦長の石に与謝野夫婦の歌が刻まれ、左側の横長の石は副碑となっています。
直筆の歌を写したもので右上が鉄幹の1934(昭和9)年6月の歌で「初夏の 天城おろしに 雲ふかれ みだれて影す 伊豆の湖」「寛」、左下の正方形が晶子の1937(昭和12)年3月の歌で「うぐひすが よきしののめの 空に啼き 吉田の池の 碧水まさる」と各々刻まれています。
「吉田の池」は、かつて一碧湖が吉田の大池と呼ばれていたことに因みます。
1976(昭和51)年2月11日に、与謝野夫妻の長男・光氏などが出席し、除幕式が行われました。